麻でつくる絨緞は硬めに仕上がるため、これまで脱衣場や夏用の玄関マットとして多く使われてきました。そんな麻絨緞を部屋の中でも快適に使える商品にしたいと考え出したのが、麻とウールを組み合わせた「穂波シリーズ」です。気持ちの良い踏み心地を実現するため、織り密度やループの長さにとことんこだわってつくりました。麻ならではのサラサラとした爽快感とウールの柔らかく温かい感触は、素足で過ごす日本人の足裏感覚にとても適しています。柄は「みのり」「市松」「ストライプ」「プレーン」があり、全て実り多き山形の田畑風景をイメージして織り込んでいます。「穂波シリーズ」はグッドデザイン賞のほか、山形エクセレントデザイン大賞を受賞しています。